国重祭礼 2026
能登町国重地区で8月17日・18日に行われる祭礼です。特に初日の夜には、約7メートルのキリコが大きな松明の下を進む光景が印象的です。この火は、農作物に害を及ぼす虫を追い払う伝統行事「虫送り」を表しています。翌日には、キリコと神輿がともに地域内を練り歩きます。
沿革
祭りは、村人たちが干ばつや疫病に見舞われた際、神々に救いを求めたことから始まったと伝えられています。村人たちは雨や豊作を願い、太鼓を打ち鳴らして祈願しました。こうした習わしが発展し、現在の国重白山神社で行われる夏祭りへと受け継がれました。白山神社の御祭神である菊理媛命(くくりひめのみこと)に奉納される「国重太鼓」は、現在、能登町無形民俗文化財に指定されています。
祭りを訪れて
祭りの2日目、午後に行われるキリコ巡行を見に訪れました。面白いことに、神輿を担ぐ人手が不足していたため、神輿は軽トラックに載せて運ばれていました。また、キリコの担ぎ手の中には、祭りを支援するために近隣の町から来ていた人もいたようです。

キリコは1基のみで、ほかの祭りで見られるような車輪は付いておらず、担いで運ばれていました。巡行では、キリコが先頭を進み、その後ろを神輿を載せた軽トラックが続いていました。







