キリコの中にある森
伝統的なキリコの構造については、垂直方向の主要な構造部分にアテ材が使われ、横方向の担ぎ棒にはスギが使われることが一般的に知られています。また、主要な構造部分だけでなく、竹の葉、サカキの枝、ケヤキ、松葉など、地域にある植物も装飾に使われることがあります。こうした自然素材の利用は、キリコとその周囲の自然環境とのつながりをさらに感じさせます。
また、キリコの重量を軽くするために構造を工夫したものもあります。中には、構造の一部に竹を代わりに使用し、地域の人々が担ぎやすくなるよう工夫されたキリコもあります。
以下は、自然素材を使った装飾の細部が分かる写真です。キリコは地域によってデザインや装飾が異なり、それぞれの地域の特色や伝統が表れています。以下の写真は、能登町、輪島市、珠洲市で行われた祭りのキリコを撮影したものです。




